サルミアッキ

私はサルミアッキについて、つくづく不思議だと思っている事があります。

普通の食べ物・食材なら、嫌いだからといって、「好きになるように頑張ろうね!」なんて大人になってまで言われるものはほとんどないと思います。子供の頃なら色々と好き嫌い無く食べなさいと言われますが、たとえばトマトが嫌いだからといって、家族でもない友達・同僚に好きになるよう努力しようなんて言いませんよね?たとえそれが自分の大好きなものでも。

フィンランド人は大概の人がサルミアッキが大好きです。もう本当に、どうしようもないぐらい大好きなんです。そして、私のようにサルミアッキを受け付けない外国人にも一生懸命勧めてきます。

例えば、とある日の職場にて。私がいつの日かサルミアッキを美味しく食べれるようになる事を心の底から待ち望んでいる同僚との会話です。

私「サルミアッキかあ。。要らないです。」
同僚「あきがサルミアッキ嫌いなのは知ってるけど、ちょこっと食べてみたらどう?!」(普段は遠慮してあまり勧めてきませんが、この日は他にも人が居たので強気です!)
先輩「そうそう、1つだけでも!」
私「いや…。。。」
私 心の中で(1つが結構大きいんですけど。。)
同僚 食べながら…「すごく美味しいよ!!これは特に美味しいやつだから、大丈夫だよ!」
先輩 食べながら…「フレッシュで柔らかくて、すごい美味しい!」
私「でも…。。」
私 心の中で(特に美味しいって何?!食感の問題じゃないし!)
同僚「頑張って!食べれるようになろうよ!」
先輩「ちょっとずつ慣らしていけば良いんだよ!」
私「10年近くたっても慣れないんですけどーーー!!」

このように、何をどう藻掻こうが、食べさせようとします。基本的には人の好き嫌いを「そういうもの」として認めてくれる・分かってくれるフィンランド人ですが、サルミアッキに関してだけは、何故か、何故か、譲りません。目をキラキラさせながらこちらが少しでも口にするまで勧めてきます。結局この日はリコリスのグミを半分食べるはめになりました。(リコリスはサルミアッキと同類の食べ物です。サルミアッキよりましだと言われていますが、この系列が嫌いな私からすれば、何がましなのかイマイチ分からないモノです。)

しかしまあ、10年前は口に含んでいられるのは数秒だけで、噛んで味わって飲み込む(=食べる)というのは不可能でしたが、先日は一応食べる事が出来たので私的には大きな進歩です。

グミも、飴も、チョコレートも、アイスクリームも、ケーキも、ヨーグルトも、サルミアッキで満ちあふれているこの国で、いつの日か美味しく頂けるように…なりたくない気する。笑
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13:58 | 日本語 | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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comments

#
へえ、フィンランド人のアルミアッキ愛は
本当にすごいんですね。
私も初めてアルミアッキを食べたときは
「なぜフィンランド人はこれを好きなんだろう」
と心の底から不思議になりました。
日本のテレビ番組で罰ゲームに使わたこともあるようです。
Satoさん | 2015/09/18 07:21 | URL [編集] | page top↑
# Re: Satoさん
食文化とは本当に怖いものです。子供の頃に口にするものがどれほど生涯の味覚に影響を与えるのか、良く分かる例ですよね。でも、フィンランド人からすると梅干しは訳が分からないぐらいまずいらしいですから、おあいこだなと勝手に思っています。笑 砂糖醤油も、何故甘いのと塩っぱいのを混ぜるのか分からないそうです。そんな私も、和食はよく、砂糖や味醂などの甘いものを、醤油なんかの塩っぱいものと混ぜるなあと不思議に思いながら料理をしています。
Aki T.さん | 2015/09/18 19:00 | URL [編集] | page top↑

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