夏至祭当日

夏至祭当日は、個人的に今年の夏至のメインイベントでした。

前々回の日記で少し触れましたが、夏至のメインはイラクサを取って食べるということでした。


イラクサは、フィンランドだとそこいら中に生えていて、触るとしびれるような痛さがあります。フィンランド語ではNokkonen【ノッコネン】と言います。

そこいら中に生えてはいますが、やはり道路の近くだと排気ガスなどの問題がありますので、ちょっと町画から離れたところへ取りに行きました。場所はPihlajasaari【ピヒラヤサーリ】。直訳すると『ナナカマド島』です。

ナナカマドもフィンランドに居る方なら写真を見ればわかるのではないでしょうか。こちらも結構そこいら中に生えていて、白い綿毛が大量に飛ぶやつです。



さてさて、行く場所、取るものが分かったところで出発です。

家を出て、電車に乗り、中央駅まで行きます。そこからバスで・・・・

ととと、、、あれ?!

バス・・・

トラム・・・

地下鉄・・・・

どれも動いてない・・・。


そう、夏至祭当日の午前中、そんな時に働きたい人も、給料を払いたい人もこの国にはなかなかいません。実際、私も夏至祭当日の午前中はいつも家にいた気がします。

ということで、仕方が無いので船乗り場まで歩きです。(途中で車持ちの友達と合流しましたが)

一切の公共交通が途絶えているのにもかかわらず、島行きの船は何事も無かったかのように動いていました。このギャップ、いまいちよく分かりません。笑 4年住んでも、分からない事だらけです!

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はい、こちらがPihlajasaari行きの船。

Pihlajasaariまでは15分程度。風に揺られながら、輝かしい太陽と青空を楽しみながらの海路でした☆


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島に着くとそこにはビーチが!!!!!!砂浜ビーチです!!!!泳いでる人は・・・いませんね。流石に海水温度が20度ないですから・・・。日差しに惑わされてはいけません。笑


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海水浴場には救急のお兄さんもいます。フィンランドでは毎年、夏至祭の辺りにに数名、飲み過ぎて海に飛び込んでお亡くなりになられます・・・。フィンランド人の死亡原因のトップはなんだかんだで飲みすぎ、じゃないでしょうか。。溺死とか高血圧とかいろいろ言っているけど、元をたどれば飲みすぎなんだと思います!!


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訓練中と思われる救急のお兄さん。船もお兄さんもカッコいいね^^


さてさて、メインのイラクサはどこに行ったという感じですが、ちゃんと取って来ましたよ!!

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このように花の生えてない新芽のイラクサのてっぺん、更に新芽のところだけを取ります。触ると痛いので、取る時は軍手必須です。(ベテランおばあちゃんなどは素手でも平気らしいけど…。笑) 取るのは新芽だけ。新芽でないと硬くて苦くて食べれないそう。(食べれるのかも知れないけど、美味しくなさそう) 一本のイラクサから取れるのは小さい葉っぱ数枚。たくさん取ればパンケーキなどにもできるそうですが、意外にあまり生えていなかったので、今日はソースを作っていただきました。



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まず、ざるに入れて水で洗って、さっと水切りをしてから、このように鋏で切ります。包丁でやってもいいのかもしれませんが、とにかく触ると痛いので・・・。


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ある程度細かくきれたら鍋に入れてこのように煮ます。塩コショウで味を付けて、片栗粉などでとろみをつけて出来上がり☆


仕上がりは草の味がして、素材そのものな感じがとっても美味しかったです。今回はスパニッシュオムレツ(言えばただのじゃが芋玉子焼き)にかけて食べました。

草摘みなんて向いてない…と思われている方も、一度やると意外にはまるものです。ピクニック気分で是非是非お楽しみいただきたいです☆


それでは皆さん、これから暗くなるコトはひとまず忘れて、8月までは夏を楽しみましょう~~!!!




●おまけ●

イラクサ(刺草・蕁麻、英名nettle)
イラクサ科イラクサ属の多年生植物の一種、または総称。 多年生植物で30~50cmの高さになり、茎は四角く、葉と茎に刺毛がある。6月から9月にかけて葉腋から円錐形に緑色の花をつける。夏から秋にかけ、緑白色の雄花と淡緑色の雌花が咲く。茎や葉の表面には毛のようなとげがある。そのとげの基部にはアセチルコリンとヒスタミンを含んだ液体の入った嚢があり、とげに触れその嚢が破れて皮膚につくと強い痛みがある。(Wikipediaより)

ナナカマド
バラ科の落葉高木。高さ7~10m程度になり、夏には白い花を咲かせる。葉は枝先に集まって着き、奇数羽状複葉。秋にはあざやかに紅葉し、赤い実を成らせる。実は鳥類の食用となる。果実酒にも利用できる。 備長炭の材料として火力も強く火持ちも良いので作られた炭は極上品とされている。
800px-Nanakamadoflower.jpg(Wikipediaより)
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11:45 | 日本語 | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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comments

# 空が青い
空が澄んできれいですね。
ヘルシンキでは空の青さに驚きましたが、
日本では(と言うより東京では)
ほとんど見られないほどの美しさです。

ところで、そちらは
若い女性首相が誕生したようですね。
「若い」も「女性」も
日本ではまだまだ可能性がないようです。
Satoさん | 2010/07/05 04:51 | URL [編集] | page top↑
# Re: Satoさん
やはり青く見えますか。
同じような意見をたくさん聞きましたが、フィンランドから日本へ行ってもそれほど違和感を感じませんでしたよ。逆だと目立って気につくのでしょうか?東京と比べると高い建物がないからとか、そう言った理由もあるのでしょうね。

Kiviniemi首相の事をご存知で。流石、情報が早いですね!そろそろ男性の立場がきつくなるかもしれませんね。笑
Aki Koyamaさん | 2010/07/07 09:19 | URL [編集] | page top↑

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