前回の日記にちょっと書いたように、土曜日と日曜日、はオーケストラのコンサートでした。

土曜日にはPupuちゃんKettuさん夫妻が来てくれました。(土曜日に来て正解だったね!)
日曜日のコンサートは、吹雪にもかかわらず、吹雪で公共交通機関がかなり止まったにも関わらず、客入りは上々で、友達も何人か来てくれました。

土曜日はKannelmäkiというところにあるコンサートホールで、
日曜日は教会でやりました。

コンサートホールはいい音響で、とても気持ちよく弾けました。
教会はコンサートホールと音響の環境が違うので、リハーサルでいろいろ注意されました。
でも、両方とも楽しく本番弾けました。


今回のコンサートには思いのほかたくさんの友達が聞きに来てくれて、それぞれ感想を言ってくれたのですが、そこであることに気づきました。

私は毎週オケの練習に行って、家でも自分で練習して、「生の音」をたくさん聞ける環境にありますが、それは決して誰にでも共通することではないということ。

私は自分の音はもちろん、他の人の音も聞けるし、オーケストラだからホントにたくさんの種類の音が聞けます。普段オケにいる楽器の音はもちろん、今回はピアノコンチェルトをやっていたので、ピアノの音もたくさん聞けました。ハープの人もオケに入ったのでハープの音も聞けるようになりました。

だけど、それってすごく恵まれてることなのかもしれません。オケにいる人はそういう面では同じ環境だし、私よりもっとたくさん生の音を聞いてる人もいるし、その恵まれたことに気づけていませんでした。


物心ついたときから生の音に触れていた私。

記憶の中の私の側にはずっとヴァイオリンがあった。
いつでもどこにでも持ち歩いていける楽器が。
保育園に通っていたの頃の家にはピアノがあって、母が時々弾いてくれたし、
祖父母の家にはピアノがあって、祖父がよく弾いてくれました。
ヴァイオリンのレッスンに行けば先生が弾いてくれた。
発表会では友達の音も聞けて、
イギリスでは街でいろんな音を聞いたし、
フィンランドに来てからはずっとオケの練習に通ってた。


人が何気に言う、「音楽っていいよね」という言葉、今までホントはあまり分からなかったのだけど、今なら分かる気がする。

インターネットもなくて、カセットもレコードもCDもなかった時代に、人が演奏会をやたらと開いてやたらと聞きに行ったのが今なら分かる気がします。人が音をレコードやカセットやCDに残していつでも聞けるようにしたいと思ったのが今なら分かります。

音楽が聞けなくなったら、聞くことも弾くこともできなくなったら、それはとてもとても悲しいことのような気がする。


側に「音」があってよかった。

そのことに気づけてよかった。
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